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中国:北京市民の平均寿命81.81歳、中心部ほど高い傾向

2015年7月1日(水) 13時50分(タイ時間)
【中国】北京市衛生・計画生育委員会は29日、平均寿命などのデータをまとめた2014年「北京市衛生と健康状態に関する報告」を発表した。

 市内16行政区(14区、2県)の区・県別平均寿命が初めて公表され、地域ごとの特性が、如実に平均寿命へ反映されている実態が浮き彫りとなっている。法制晩報が29日付で伝えた。

 2014年北京市の平均寿命は、都市別トップクラスとなる81.81歳で、13年の記録を0.3歳更新した。男女別では、男性79.73歳、女性83.96歳となっている。

 市内の区・県別で最も平均寿命が高いのは、「旧城区」と呼ばれる最中心部で、首都機能と経済の核心地である東区と西区。上海市の徐匯区、黄浦区、2013年時の香港、東京に肩を並べるレベルとなった。

 次いで高いのは、「旧城区」を取り囲む「新城区」と呼ばれる地域で、都市機能と経済がともに発展している朝陽区、海淀区、豊台区、石景山区。こちらは、江蘇省蘇州市、浙江省杭州市、2012年時のスイス、フランス、イタリアと同水準だという。

 それに次ぐのが、「新城区」のさらに外周を取り巻く地域で、発展余地を残し、経済レベルが緩やかに上昇している門頭溝区、大興区、昌平区、通州区、順義区、房山区。この一群が、同市全体の平均寿命に最も近く、2012年時の韓国、ドイツ、英国並のレベルとなっている。

 最も低いのは、そのまた外周の最周縁部に位置する地域で、多様な自然資源が残る懐柔区、平谷区、密雲県、延慶県。とはいえ、こちらも重慶市、広東省深セン市、湖北省武漢市など、経済発展を遂げた省の省都、副省級都市レベルに相当する平均寿命だ。

 一般的に平均寿命は、自然環境に恵まれ、社会安定と経済発展を実現し、医療や衛生観念、科学技術や文化が十分に発達した国・地域ほど高いとされる。今報告でもそれが証明される結果となったようだ。
《亜州IR株式会社》

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