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中国:高齢者1人支える現役人数、2050年は「1.3人で1人」に悪化

2015年7月3日(金) 13時02分(タイ時間)
【中国】高齢者1人を支える現役世代の人数に関して、広州市(4.78人で1人)が広東省平均(6.82人で1人)を大きく下回っている実態がこのほど分かった。

 しかも退職者に対する支給額の水準について、退職直前給与の67.8%と省全体平均(49.2%)を大きく超えていることも判明。広州市で現役世代からの不満の声が高まっている。金羊網が6月30日付で伝えた。

 広州市当局から年金支給に関するデータが発表されると、間もなくネット上に現役世代による不満が噴出。「仕事を見つけるのも大変なのに、退職老人の面倒まで見なきゃならないのか」「彼らの受け取る年金が我々の給料水準より高いとは、やりきれない」などの声が聞かれた。広州市の平均年金支給額が3019人民元(約6万円)と広東省平均の2197人民元(約4万4000円)と恵まれていることも、現役労働者の反発を強めている。

 しかしながら現役世代の負担増大は、広州市だけの問題ではない。今年3月の中国当局の発表によると、現在60歳以上の高齢者比率は人口全体の14.9%にとどまる。ただ、2050年には38.6%に拡大する見通し。労働人口の減少も重なることから、高齢者を支える現役世代の人数比は、現在の「3人で1人」から、50年には「1.3人で1人」まで悪化するという。
《亜州IR株式会社》

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