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“高級化”図る中国携帯メーカーが苦戦、アップル切り崩し難航

2015年7月7日(火) 20時29分(タイ時間)
【中国】中国の携帯電話メーカーがミドル・ハイエンド機種の投入を加速している。

 高付加価値分野へと製品ラインナップを拡充することで、収益力の向上を狙いたい考え。今年上半期に入って、複数の中国メーカーが価格帯3000人民元(約5万9000円)クラスのハイエンドモデルを相次いで発売している。中国新聞網が6日付で伝えた。

 IT専門調査会社IDCの最新リポートによると、中国スマートフォン(スマホ)市場の平均販売価格は、今年第四半期に263米ドル(3万2000円)で推移。昨年第3四半期(192米ドル)と比べて37%も上がっている。中国手機(携帯電話)連盟の王艶輝・秘書長(事務局長)は、「ローエンド機種に比べてミドル・ハイエンド機種の利益率は格段に高い」と指摘。「生存競争にさらされる中国の携帯メーカーにとって、ミドル・ハイエンド市場への参入は生き残りをかけた挑戦といえる」と解説した。

 しかし現実は厳しく、ミドル・ハイエンド市場で中国メーカーは苦戦を強いられている。圧倒的なブランド力を誇る外資の高い壁に阻まれているため。シェアを切り崩せないなか、鳴り物入りで送り出したハイエンド機種でも値下げを余儀なくされているのが現状だ。王秘書長によれば、中国ブランドの多くのハイエンド機種が発売1~2カ月後で、価格が最大3分の1まで下げられているという。ブランド力が比較的に高い聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)でさえ、今年発売した「Vibe X2 Pro」の価格が発売当時の499米ドル(当時のレートで約3100人民元)から現在は2699人民元まで15%下がっている。

 中国新聞網の調査によれば、中国製携帯に関して、中国人消費者が受け入れることのできる価格帯は3000人民元が限界ライン。これを少しでも超えれば、予算を追加してアップル「iPhone」を購入した方が良い――との回答が複数聞かれたという。
《亜州IR株式会社》

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