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中国:株価買い支えで“総力戦”の様相、保険会社は数百億元投入

2015年7月7日(火) 20時30分(タイ時間)
【中国】中国の株価テコ入れ策が“総力戦”の様相を呈してきた。

 政府系投資会社や証券会社、投信会社に続き、保険会社も買い支えに動いていることが分かった。保険大手各社は6日、自社のファンドマネジャーに対し、優良株ETF(上場投資信託)を買い入れるよう提案。買い越しの規模はこの日だけで、数百億人民元に達したという。上海証券報が7日伝えた。

 今後も買い増しの余地は大きいという。保険会社の株式投資比率は上限30%に設定されているが、大手各社の同比率は8~14%にとどまっている状況だ。

 本土マーケットではこのほかにも、信用取引規制の緩和やIPO(新規株式公開)の一時棚上げなど、各種の株価対策が発動された。これを受けて、昨日(6日)の上海総合指数は2.4%高と反発したものの、本日(7日)は再び下落。投資家心理の回復には依然として至っていない。

 そうしたなか、市場からの資金流出は加速している。6日時点で上海、深センの信用買い残は1兆7000億人民元(約33兆円)と、前営業日から1300億人民元縮小した。先月19日に買い残がマイナスに転じて以降、最大の縮小幅を記録している。また、上海と香港の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引開放)をめぐり、香港を経由した上海株への投資は6日、134億人民元の売り越しとなった。昨年11月の「相互乗り入れ」解禁後で最大の売り越し規模という。
《亜州IR株式会社》

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