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中国:株価暴落で動揺、個人投資家が当局に抗議

2015年7月9日(木) 00時00分(タイ時間)
【中国】中国株式マーケットの株価下落に対する政府介入が不十分だと主張し、多くの個人投資家が7日、証券業界の監督機関、中国証券監督管理委員会(証監会)の北京市の庁舎前で抗議活動を展開した。

 ニュースサイトの多維新聞網によると、株価の下落が続くと政権批判が起きる恐れがあると中国当局も警戒を強めている。

 当局は、個人投資家の動向に関する報道規制に乗り出した。ただ、損失拡大を悲観し、各都市で飛び降り自殺が増加しているという。政府による市場介入を求める声も高まってきた。2日には専門家8人が連名で「市場救済」を呼び掛ける公開書簡を発表している。

 中国の株価は値下がりが続き、6月12日以来、上海総合指数は3割下げた。中国の一部メディアは、中国市場の人民元建てA株を狙って国際資本が暗躍しているなどと報道。証監会は違法な空売りに調査を行うと発表した。しかし、中国の証券筋は「現在の空売りの規模は、市場全体に影響を及ぼすほどではない」と話している。

 こうしたなか、8日の本土マーケットは大幅に値下がり。日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数は、前日比244.72ポイント(6.57%)安の3482.40ポイントと続落している。マーケットの先行きを不安視。急落を強いられた本土市場で、株式の売買を停止する企業が相次ぐなか、売り圧力が一段と強まるとの懸念が広がっている。8日付香港経済日報によれば、本日は売買停止申請数が上場企業数全体(2802社)の4割に当たる1200社を超えるという。指数構成銘柄は、ほぼ全面安の展開となっている。

 主要銘柄の値下がり率は、貴州茅台(600519/SH)が9.1%、中国中車(601766/SH)が8.4%、中国石油天然気(601857/SH)が8.2%、中国平安(601318/SH)が8.1%、中国石油化工(600028/SH)が7.4%など。
《亜州IR株式会社》

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