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中国:工業塩2万トン流通、北京など7省市で販売

2015年7月10日(金) 00時26分(タイ時間)
【中国】江蘇省泰州市の警察当局このほど、工業塩を食品塩と偽って販売していた工業塩販売会社を摘発した。北京市大興区の夫婦が経営していたという。中国政府系メディアなどが8日までに伝えた。

 販売会社の北京豪傑京通工業塩銷售有限公司は、北京市内に設けた面積7~8平方メートルの作業場で従業員5人を雇用。工業塩を小袋に包装し直した上で、食用塩と偽装して販売していた。過去7年間に約2万トンを北京、江蘇、天津など7省・直轄市で販売していたとされる。

 専門家によると、工業塩は、除雪や工業原料として使われ、亜硝酸塩を含む。亜硝酸塩は有毒で、成人が3グラム以上摂取すると死亡する危険性がある。

 泰州市は古来から中国4大製塩地の1つ。同市当局が市内の市場で外地産の「北京中塩ヨード添加食用塩」が安価で大量に売られているのを見つけたことが摘発につながった。調べたところ、ヨード成分は含まれておらず、最終的に工業塩であることが確認されたという。関係者は、泰州市の人口は500万人に上る。2万トンは市内で消費される1年分の食塩量に相当すると指摘した。
《亜州IR株式会社》


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