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中国:株価急落による実体経済への影響、ブローカーの見方は

2015年7月10日(金) 00時26分(タイ時間)
【中国】連日の株価テコ入れ策にもかかわらず、一向に下げ止まらない中国本土マーケット。気になるのは実体経済への影響だが、現時点では見方が分かれている。

 あまり影響がないとみるのはUBS。同社は8日発表のリポートで、本土マーケットの急落による実体経済へのマイナス影響は限定的で、目立った金融リスクが発生しないであろうと指摘。その上で、経済成長率の15年目標を6.8%に据え置いた。

 これに対してメリルリンチは、「今回のマーケット急落は、最終的に富が一般の人から大株主などの富裕層に移転する結果をもたらし、消費にマイナスの影響を及ぼす」と懸念。また、レバレッジ取引の関連損失が1兆人民元(約19兆4000億円)に達する可能性があるとの試算を示し、「潜在的な損失は資本金が1兆人民元以下の証券会社に発生し、これにより金融リスクが発生しかねない」と警鐘を鳴らした。
《亜州IR株式会社》


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