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中国:深センにドローン企業集積、最大手DJI大疆は世界シェア70%

2015年7月13日(月) 22時17分(タイ時間)
【中国】民間向け無人航空機(ドローン)の輸出が深セン市で急増している。

 ICをはじめとするコア部品が容易に取得できるという“地の利”に支えられたため。ハイテク人材が潤沢なこの地に開発拠点が集積されるなか、深センのドローン輸出は、中国全体の99.9%にまで拡大した。今年1~5月の輸出実績は、深セン全体で台数が前年同期比68倍の16万台、金額が55倍の7億5000万人民元(約148億円)に上ったという。中国経済網が12日、賽迪研究院からの情報として伝えた。

 中国のドローンメーカーは300~400社を数える。業界が抱える従業員の総数は1万人を超えた。将来的には、市場規模が500億人民元を超える見通しだ。製品の用途は、行政・政府が45%、消防が25%、エネルギー・地理情報が17%、農林が13%。

 なかでも大疆創新科技有限公司(DJI)は、突出した最大手。許可を受けてドローンを使用する米国129社のうち、61社(47%)に納入している。商用ドローンの世界シェアは、推計で70%に拡大した。

 香港科技大学の大学院在学中だった汪滔氏(杭州市出身の34歳)が仲間を集めて起業を決心。指導教授の支援を受けながら、2006年に同級生2人と大疆創新を立ち上げた。100カ国以上に製品を輸出している。従業員の総数は、過去2年でそれぞれの300人から3500人に拡大した。うち研究・開発部門に1000人が在籍。新製品を毎年市場に投入している。

 2015年には3代目「ファントム3」を発売した。内蔵カメラと超音波センサーを活用した「ビジョン・ポジショニング」のシステムを導入。GPS電波が届かない環境下でも、安定的な飛行を可能にした。

 米国家電協会によると、15年のドローン販売台数は、世界全体で40万機に拡大し、その市場規模は前年比で55%増の1億3000万米ドル(約159億円)に達する見込み。18年の市場規模については、少なくとも7.7倍の10億米ドルに成長すると期待されるという。
《亜州IR株式会社》

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