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成田で拳銃所持の元タイ警察高官、不起訴釈放

2015年7月14日(火) 02時23分(タイ時間)
カムロンウィット氏(2012年撮影)の画像
カムロンウィット氏(2012年撮影)
【タイ】成田空港で実弾入りの拳銃を所持しているのがみつかり逮捕されたカムロンウィット元バンコク首都警察司令官が13日、嫌疑不十分で不起訴となった。東京入管に引き渡され、近くタイに帰国する見通し。

 カムロンウィット元司令官はタイからの視察団の一員として、6月19日に成田空港から日本に入国。22日に同空港から出国する際に逮捕された。拳銃を自分のものと認めた上で、誤ってスーツケースに入れっぱなしになっていたと供述した。

 カムロンウィット元司令官はタクシン元首相派インラク政権の2011―2014年にバンコク首都警察司令官を務めた。在任中、執務室にタクシン元首相と2人で写った写真と「今日があるのは先輩(タクシン元首相)のおかげ」と書いた自筆の文を飾っていたことが発覚。タイで汚職で実刑判決を受け国外逃亡中のタクシン元首相と警察幹部が親密な関係にあるのは極めて不適切だとして、当時の野党や反タクシン派から追求された。2014年5月のクーデターで反タクシン派軍部が政権を握ると、兼任していた港湾公社(PAT)会長を辞任させられ、同年10月、警察を定年退官した。

 こうした経緯から、タイの反タクシン派の間では、カムロンウィット元司令官が日本で服役することを期待する声が大きかった。釈放が報じられると、「日本人も(タイ人同様)買収されるのか」「一般人が同じことをしたら間違いなく刑務所行き」など、インターネット上には日本を批判するコメントが目立つ。
《newsclip》

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