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タイの航空安全審査体制は不十分 米連邦航空局が指摘

2015年7月21日(火) 00時09分(タイ時間)
【タイ】タイ運輸省は20日、航空事業の許認可などを担当する同省民間航空局の安全審査体制に問題があると米連邦航空局が指摘したことを明らかにした。2カ月以内に改善されない場合、タイ国際航空の米国路線に影響が出る恐れがある。

 連邦航空局はタイに職員を派遣し、民間航空局が国際民間航空機関(ICAO)が定める安全基準に則った監督を実施しているかどうかの調査(国際航空安全評価)を13日から実施。17日、タイ側に対し、航空査察官の人数不足や不十分な監査内容などの問題があったと伝えた。連邦航空局は約2カ月後に再度調査を行い、改善が見られない場合、再調査の約1カ月後、タイをICAOの安全基準に則った監督を実施していない「カテゴリー2」に格下げする見通しだ。「カテゴリー2」に格下げされると、米国に乗り入れているタイの航空会社が米国路線の増便や新規就航を原則禁止され、米国での監査が強化される。

 ICAOは今年3月、民間航空局の安全審査体制に不備があるとして、「重大な安全上の懸念(SSC)」を表明。これを受け、日本の国土交通省は、タイの航空会社による日本路線の新規就航、便数や機材の変更、チャーター便などの認可を3月29日から凍結した。ICAOはSSCを正式に公表するまでに90日間の猶予期間を設けたが、タイ当局は期限内に是正措置をとることができず、6月18日、ICAOのホームページで、タイに対するSSCが公表された。SSCが発出されている国はタイのほかに、アンゴラ、ボツワナ、エリトリア、ハイチ、カザフスタンなど。
《newsclip》

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