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中国:市販飲料水に「潜在的発がん物質」、高濃度の臭素酸塩=北京

2015年7月23日(木) 10時04分(タイ時間)
【中国】中国の首都・北京市で、「水の安全問題」が再びクローズアップされている。

 北京市の飲料水メーカー2社が生産する市販ミネラルウォーター3製品に関して、安全基準を超える高濃度の臭素酸塩(臭素酸アンモニウム、臭素酸カリウム、臭素酸ナトリウム、臭素酸アルミニウムなどを指す)が検出された。これらは国際がん研究機関(IARC)により「潜在的発がん物質」に指定されている。京華時報が21日付で伝えた。

 北京市食品薬品監督管理局の発表によれば、問題が指摘された3製品は、北京宇亜麦飯石砿泉飲料有限責任公司と北京領先飲食品有限公司が製造。それぞれ国家基準(0.01mg/L)の1.5倍、1.7倍、2.1倍の濃度で臭素酸塩が含まれていた。うち、北京領先飲食品有限公司が製造する2製品に至っては、同局が7月に行った品質検査でも、臭素酸塩が高い濃度で検出されていたという。

 臭素酸塩は、IARCにより動物に対する発がん性が確認された。しかし、人体に対しては発がん根拠が不足し、「潜在的発がん物質」に分類されている。専門家によれば、一部地域で採取される天然ミネラルウォーターには臭素が含まれるため、一部企業が塩素酸や臭素酸による殺菌工程を設けた。この過程が化学反応を引き起こし、臭素酸塩を生成させるという。
《亜州IR株式会社》


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