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中国:エレベータ事故多発、広州では1カ月1147人が閉じ込め被害

2015年7月30日(木) 18時35分(タイ時間)
【中国】広東省省都の広州市で、今年6月だけで合計1147人の市民がエレベータ内に閉じ込められる被害が発生していた実態が分かった。

 市の電梯安全運行監控中心(昇降機安全運転監視センター、電話番号96333)が受け付けた通報数は6月全体で3838通。事故563件の応急措置を実施した。うち内部に閉じ込められた事件は408件に上る。昇降機1万台当たり毎日平均1.29件の安全事故が発生した。408件のうち、276件(67.6%)の事故・故障原因はごみ廃棄、操作間違いなどという。羊城晩報が29日付で伝えた。

 エレベータ故障などの不具合は、ビルの改装や補修後に起きやすい。砂粒などが隙間に入り込むと清掃が困難な上、機器を摩耗させ破損に至らせる恐れがある。広州市内のある高級集合住宅では、壁面などに大理石を張り付ける工事を実施した後、エレベータが相次いで故障したという。

 電梯安全運行監控中心では、急にドアが開いて事故につながるケースがあると警告。エレベータを待つ際、事故を未然に防ぐためにもドアからやや離れて立つようアドバイスした。特に子供連れの場合、親は安全注意を怠らないよう呼びかけている。内部で飛び跳ねたり、ドアを自分の手で開閉したりしないよう要請した。それでも事故が発生した場合は、96333に通報し、各エレベータにつけられた識別番号6ケタを告げるよう指導。できるだけ迅速に救援に向かうと補足した。

 このところ中国各地で昇降機の故障、事故が相次いでいる。湖北省荊州市のショッピングモールでは、女性1人がエスカレーター事故で死亡する事故が26日午前に起きた。現場は同市沙市区の安良百貨商場。6階から7階に上りきったところで、エスカレーター底部に隙間が広がった。息子を押し出して救った30歳の母親が犠牲となっている。これをきっかけに、昇降機の安全性が改めてクローズアップされるようになった。

 事故エスカレーターのブランドは「申龍」。1992年に発足し、上場準備を進めていた申龍電梯股フン有限公司(江蘇省蘇州汾湖高新技術産業開発区)によって2014年7月1日に出荷された。今年3月16日には、湖北省の特殊設備検験検測研究院が安全調査で「合格」と判断したばかり。ただ、事故後の調査では、ステップ間の接続部に緩みがあると判断。「設計そのものに安全問題がある欠陥商品」と指摘された。間接的な事故原因にも言及。事故5分前から異常が発生していたにもかかわらず、担当者が緊急停止ボタンを押すことを怠っていたと報告された。
《亜州IR株式会社》

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