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中国:福建人への住宅融資拒否、上海各行が「裏規則」

2015年8月2日(日) 13時13分(タイ時間)
【中国】2012年に始まった鉄鋼業況の低迷で、住宅ローンを返済できない福建省出身者が増えている。これを受けて上海市の銀行の多くが、福建人への貸付を制限する「裏規則」を設けていることが分かった。中国新聞社電などが30日伝えた。

 鋼材市場の景気が良かった08~11年には、福建人が次々と上海の住宅を購入。新江湾城や五角場といったエリアのほか、「九龍倉璽」「仁恒怡庭」などの中・高級物件が人気を集めた。しかし12年以降、同省出身者による住宅ローンの債務不履行が相次ぎ、13年下半期から物件を売却するケースが増加。裁判所による競売も激増して、銀行の負担が拡大した。

 福建省出身者による住宅売却ブームは沈静化したものの、銀行の不安は解消されていない。上海のある大手銀行の行員は、「福建人への貸出拒否は、多くの銀行にとって暗黙のルール。上海に仕事がある福建人でなければ、借りられない」と語っている。
《亜州IR株式会社》


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