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中国:高級外食市場で再び閉店ラッシュ、「大衆化」への転向難航

2015年8月5日(水) 01時36分(タイ時間)
【中国】中国の外食産業で、高級外食部門の落ち込みが再びクローズアップされている。

 官の節約励行を奨励する「八項規定」(通称:ぜいたく禁止令」や、「三公消費」(公費による飲食、公用車の私的流用、公費による出張・旅行)の抑制といった2012年以降に矢継ぎ早に打ち出された綱紀粛正策が背景。今年に入って再び、高級レストランの閉店ラッシュが訪れているという。「理性ある消費」の浸透が、高級外食産業に対してボディブローのように長期的な打撃を与えている。華夏時報が伝えた。

 湖南・湖北料理を供する高級レストラングループ「湘鄂情」はこのほど、北京に置く全店舗の営業を停止した。四川料理レストランの「ショウ(にんべんに肖)江南」も経営難にあえぐ1社。同社に出資するプライベートイクイティー(PE)ファンド大手のCVCキャピタルパートナーズは、創業者の張蘭氏を董事会メンバーから外した。「ショウ江南」の経営不振の責任を張氏一身に負わせる形で、経営刷新に動き出す。

 高級外食産業全体が不振に陥るなか、高級レストラン各社はリーゾナブルなメニューを用意するなど路線の転向を図り始めた。しかし、成功事例はまだ少ないのが現状。客単価の低下で粗利益率が減り、高い店舗家賃や人件費コストを吸収できなくなるためだ。「大衆路線」経営の経験に浅いことも、苦境に拍車をかける要因といえる。かといって「高級路線」を採り続ければ、起死回生を図ることはできない。中国の高級外食産業は、まさに“背水の陣”に立たされている状態だ。

 中国割烹協会のまとめによると、中国外食産業の2014年・売上高は、前年比9.7%増の2兆7860億人民元(約55兆5737億円)に拡大。伸び率は前年に比べて0.7ポイント高く、4年ぶりに加速に転じた。しかし高級外食部門に限ると、低迷が持続。政策と市場の両環境で逆風が吹く苦しい状態が続いている。
《亜州IR株式会社》

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