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中国:子どもの誘拐・人身売買絶えず、年間1万人が行方不明に

2015年8月5日(水) 01時36分(タイ時間)
【中国】米国務省はこのほど、人身売買の実態や政府の取り組みから国別に危険度を4段階でランク分けした「2015年人身売買に関する年次報告書」を発表した。

 このなかで中国は、下から2番目の「Tier2ウォッチ・リスト」にランク付けされている。子どもの誘拐・人身売買事件が後を絶たない中国の現状を中国新聞網が4日までに伝えた。

 河北省で祖父母と暮らしていた当時4歳の男児は、3年前に姿を消し、現在も行方が分かっていない。昼食を終え居眠りをしていた祖父が目を覚ましたとき、横でテレビを見ていた男児が忽然と姿を消していたという。こうした行方不明は、中国の農村部で珍しくない。毎年1万人以上の児童が失踪しているという。

 男児の両親は、広東省深セン市で働く「農民工(地方農村からの出稼ぎ労働者)」で、男児はいわゆる「留守児童(出稼ぎに出る両親と離れ、祖父母と暮らす児童)」だった。中国の農村部には約6100万人の「留守児童」がいるとみられる。中国の戸籍制度の下は、農村から都市部への移転を厳しく制限しているため、「農民工」が子どもを連れて出稼ぎに出ることは難しい。両親の庇護がない子どもは、誘拐や人身売買、レイプ事件の被害者となりやすい。「留守児童」は最もそのリスクが高いといえる。

 こうした現状に立ち向かうため、誘拐被害児童の親が集まり、子どもを探すためのボランティア組織が結成されている。しかし、行方を追っている失踪児童2700人に対し、過去4年間で見つかった子どもは、わずか3人にすぎない。失踪児童の両親は、多くが河南省や広東省などで働く低賃金の肉体労働者だという。
《亜州IR株式会社》

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