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中国:猛暑の上海で光化学スモッグ深刻、11日連続で汚染報告

2015年8月7日(金) 15時24分(タイ時間)
【中国】真夏の日差しを受けて猛暑が続く上海市で、光化学スモッグによる健康被害が懸念されている。窒素酸化物(NOx)や揮発性有機物が強い太陽光にさらされると、人体に有害な光化学スモッグに変化する。

 市の環境監測中心サイトによると、環境保護部の規定する環境空気質量指数(AQI)は、5日午後1時にこの日最高の134にまで悪化。すでに7月25日~8月5日まで、光化学スモッグ汚染が11日連続で観測された(うち6日は中度汚染、5日は経度汚染)。なかでも4日には、11日間で最悪の181を記録したという。こうした光化学スモッグは、太陽が陰る午後5時ごろまで連日で続く。

 6日も警戒が必要となる見通しだ。最高のAQIは、105~125までに上昇すると予測されている。当面は光化学スモッグの発生が頻発する見通し。気温がやや下がる9月以降は、ようやく健康被害が徐々に緩和される。

 成層圏に存在するオゾンは「オゾン層」と呼ばれ、生命にとって有害な紫外線が地上に降り注ぐ量を和らげる働きをもつ。しかし、地上付近に存在するオゾンは、光化学スモッグの際に生成された大気汚染物質となる。大気中のオゾン濃度が0.5~1.0ppm時の状態が続くと、人はのどの渇きなどの不快を感じ、濃度が1.0~4.0ppm時に達すると咳などの症状が出る。ぜんそくや慢性気管支炎などを患う人に対して、オゾンがもたらす危害はより顕著になるという。
《亜州IR株式会社》

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