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中国:北京市の「狂犬病」患者数、前年同期比で倍増以上の7人に

2015年8月10日(月) 22時42分(タイ時間)
【中国】年初来の狂犬病感染患者数について、今年は前年同期比で倍増以上のペースで確認されていると北京市当局がこのほど発表した。前年同期の3人に対し、すでに今年は7人が発症。うち6人は発病後、数日のうちに死亡した。

 エリア別では、朝陽区が2人、延慶区、通州区、平谷区、豊台区、海淀区が1人ずつ。夏場の感染報告が多い。月別では、1月が1人、6月が3人、7月が2人、8月が1人という。 北京日報などが10日付で伝えた。

 最近の病例は、44歳の男性。約2カ月前、野良犬に手を噛まれた。医療機関にかからず、自分で傷口を消毒処理。7月の26日に発病し、31日に死亡した。

 海淀区で報告されたのは60代の患者。2カ月あまり前に野良犬に噛まれたものの、医療機関にかからずワクチン接種を怠っていた。8月1日に発病し、4日に狂犬病と診断されている。

 中国では毎年、約2000人の狂犬病感染死が報告されている。少なくとも過去10年にわたって千人単位の疾病が確認されているという。

 衛生部の調べによると、中国本土の狂犬病死者数はインドに次ぐ世界第2位。狂犬病による死者は減少していない。都市部で飼われるペット犬の総数は、登記されたものだけで年率8.2%のハイペースで増加しつつある。だが、登録犬に対する狂犬病予防接種の接種率は80%前後にとどまっているという。国内で狂犬病が蔓延する背景には、こうした市民の狂犬病に対する問題意識の低さもあるようだ。

 狂犬病による犠牲者数は世界全体で約5万5000人。約10分に1人が死亡している計算だ。150カ国・地域で感染が繰り返されている。発病者全体の95%はアジア、アフリカに集中する状況だ。

 狂犬病の潜伏期間は1~3カ月。発病後の死亡率はほぼ100%。主な症状は、恐水症や恐風症など水や風に怯えるようになり、高熱、麻痺、全身痙攣などを引き起こす。最終的には呼吸困難などで死亡する。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【タイ】タイ保健省によると、2014年にタイ国内で確認された狂犬病患者は6人で、全員が死亡した。患者数は東部チャチュンサオ県2人、プラジンブリ県、サケーオ県、北部チェンマイ県、南部ソンクラー県各1人。

【タイ】タイ保健省によると、2014年にタイ国内で確認されたマラリア患者は1万1439人で、3人が死亡した。

【タイ】タイ保健省によると、2014年に報告があったデング熱、重症型のデング出血熱とデングショック症候群の患者数は4万278人、死者は41人だった。

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