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中国人民銀「元安続く基盤なし」、成長持続や経常黒字など根拠

2015年8月13日(木) 13時00分(タイ時間)
【中国】中国人民銀行(中央銀行)の報道官は12日、国内外の経済・金融情勢から見て、「人民元相場の下落が続く基盤はない」との見解を示した。足元の人民元基準値の変動は「正常」と強調し、今後も為替相場を合理的な水準に維持する方針を示している。

 人民銀は12日の基準値について、前日公表された金融統計や前日終値に基づき、マーケットメーカーが提示したレートを参考にしたと説明。現在は算出方法の変更から間もないため、基準値の変動が一時的に大きくなっているが、徐々に安定に向かうとの見解を示した。

 また、元安が続かないとの見方の根拠として、◆中国経済が依然として相対的に速いペースで成長していること、◆経常黒字の基調を維持していること、◆人民元の国際化や金融市場の対外開放が加速するなか、人民元の需要が増加していること、◆米利上げ観測はすでに市場に織り込まれていること、◆中国の外貨準備は潤沢で、財政状況も良好なこと――の5点を挙げた。

 人民銀はこの日、対米ドルの元基準値を1米ドル=6.3306人民元に設定。前日基準値(6.2298元)に比べて0.1008人民元(1.6%)の元安・米ドル高水準とした。これを受けて、オフショア人民元も対米ドルで引き続き大きく下落している。
《亜州IR株式会社》

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