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香港:切り下げで元建て預金の価値低下、1日だけで5255億円目減り

2015年8月13日(木) 13時00分(タイ時間)
【中国】中国人民銀行(中央銀行)による事実上の人民元切り下げを受け、香港のオフショア人民元相場は11日、3%近く急落した。下落率は1994年以降で最大という。

 これを受けて1兆人民元に上る香港域内の元建て預金の価値は、同日だけで326億香港ドル(約5255億円)目減りする格好となった。現地メディアが12日伝えた。

 香港金融管理局(HKMA)の最新統計によると、香港の元建て預金は6月末時点で9929億人民元。今後も元安基調の継続が見込まれるなか、香港ドルへの換金ブームが起こると予測されている。資産運用の専門家の間では、「人民元はハイリスク通貨になった」として、売却を強く勧める声も聞かれる。

 香港市中銀行へのマイナス影響も懸念される状況。域内銀行の多くが人民元業務を手がけ、元建て資産を保有しているためだ。シティグループによると、例えば中銀香港(2388/HK)の元建て資産は全体の28%(2014年末時点)。2%の元安で同社の総資産は0.56%減少するという。
《亜州IR株式会社》


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