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テンセントは4~6月期に最高益更新、広告収入がほぼ倍増(詳報)

2015年8月13日(木) 23時22分(タイ時間)
【中国】インターネットサービス最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)は12日引け後、15年6月中間期の業績を発表し、純利益が前年同期比15.5%増の141億9700万人民元(約2755億円、希薄化EPS:1.512人民元)に達したと報告した。

 売上高は20.1%増の458億2800万人民元。中間配当は見送る方針だ。

 第2四半期(4~6月)ベースでは、純利益が25.3%増の73億1400万人民元(希薄化EPS:0.778人民元)、売上高が18.7%増の234億2900万人民元。前四半期との比較では、それぞれ6.3%、4.6%伸びている。純利益は四半期ベースの過去最高を更新し、市場予想を上回った。

 広告収入が急増。ネット広告部門の売上高は97.3%増の40億7300万人民元に上った。動画ストリーミングサービスやモバイルSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)での広告収入が大幅に伸びている。付加価値サービス(VAS)部門も2ケタ増収を維持した。売上高は17.3%増の184億2800万人民元に拡大。スマートフォン向けモバイルゲームなどが収入増をけん引した。

 コスト抑制にも成功する。販売費は18.9%減の16億100万人民元に縮小した。スマホ向けメッセージアプリ「微信(WeChat)」のプロモーション費用などが減少している。また、為替差益の計上により、金融支出は3.7%減の3億4100万人民元に低減した。

 ユーザーの取り込み状況については、6月末時点で「微信」の月間アクティブユーザー数(海外版含む)が6億人の大台乗せを達成。前年同期比で36.9%増加した(3月末比では9.2%増)。同社の看板であるIM(インスタント・メッセンジャー)「QQ」の月間アクティブユーザー数は8億4340万人と、前年同期を1.7%上回った(3月末比で1.4%増)。

 ネット・モバイル付加価値サービス(VAS)、ネット広告、Eコマースなどを収益の柱とする。看板商品の「QQ」で築いた膨大な顧客基盤とブランドを背景に、ポータルサイト、SNS、オンラインゲーム、ミニブログなど次々と新分野を開拓してきた。セキュリティソフト中堅とも資本提携。11年、金山軟件(3888/HK)に資本参加した。
《亜州IR株式会社》


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