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中国:天津爆発事故で死者55人に拡大、行方不明数十人か

2015年8月14日(金) 20時18分(タイ時間)
【中国】天津市浜海新区の危険化学品倉庫で12日夜に発生した爆発事故で、当局は現地時間の14日午後9時30分現在、消防士17人を含む55人が死亡したと発表した。約700人が入院中。

 14日に入り、現場で5人の遺体、1人の生存者が見つかった。港湾運営会社の天津港集団によると、さらに数十人が行方不明となっている。複数の中国メディアが報じた。

 香港紙の蘋果日報によると、消防隊員と武装警察官120人が現場に入ったが、無事帰還したのはわずか4人。犠牲者の数は200人を超える恐れもある。

 有害物質流出の懸念も出ている。爆発が起きた倉庫には、硝酸ナトリウムや硝酸カリウムなどの硝酸塩類と毒物の青酸ソーダ(シアン化ナトリウム)約700トンが保管されていた。消防隊によると、青酸ソーダの一部が下水道に流出した恐れがあるという。

 爆発地点の3キロ圏内には、住宅エリアが約20カ所含まれる。13日に行われた天津市当局による記者会見では、危険化学品倉庫の周辺に多数の住宅地があった背景について、記者が当局者を問い詰める場面も見られたが、同当局者は明確な回答を避けた。

 現場近くに営業所を置く、不動産デベロッパー万科企業(2202/HK)の関係者は「2010年に住宅用地を取得した際、付近には普通の物流倉庫しかなく、危険物倉庫に変わっていたとは知らなかった」と話している。
《亜州IR株式会社》


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