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中国:東莞でネスカフェ偽パッケージの製造拠点摘発、400万個押収

2015年8月18日(火) 01時28分(タイ時間)
【中国】広東省東莞市で、ネスカフェの偽パッケージを製造、輸出していたアルミ・プラスチック製品工場が摘発された。警察は不法に製造されたネスカフェのアルミ箔パッケージ400万個を押収。スイスのネスレ本社から、東莞市警察に感謝状が贈られたという。広州日報が伝えた。

 東莞市警察当局は今年5月、ネスレが模倣品の調査などを依頼した民間業者からの通報を受けた。東莞市寮歩鎮に、ネスカフェブランド偽パッケージの製造拠点があるという。民間業者の情報をもとに、警察は内偵を開始。1カ月あまりの捜査で、地下工場や受注・出荷プロセスなどの詳細を突き止めた。パッケージを偽造している証拠も把握。ただ、工場の倉庫に残っている“製品”がわずかだったため、警察は検挙のタイミングを計りながら監視を続けた。

 捜査が大きく進展したのは6月30日。工場のトラックを尾行すると、辿り着いたのは深セン市にある電子機器メーカーの倉庫だった。トラックに積まれた大量の偽造パッケージがこの倉庫に搬入されたのを確認し、警察は摘発に踏み切った。倉庫で400万個のパッケージを押収。地下工場の社長や営業担当者など容疑者4人を拘束した。

 偽造パッケージはすべてタイ語で印刷されている。取り調べによれば、同工場の営業担当は5月、インターネットでネスカフェパッケージの製造を台湾の企業から受注。発注先からサンプルや、タイ語で書かれたネスレの「授権書」も提供された。パッケージ400万個の加工賃は約10万人民元(194万円)。電子機器に混入し、タイに輸出するため、パッケージをこの倉庫に輸送したという。「授権書」は鑑定でニセモノと判明。警察は発注先の台湾企業について、捜査を継続している。
《亜州IR株式会社》

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