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中国:シアン化合物汚染が雨で拡大も、天津市幹部認める

2015年8月19日(水) 10時29分(タイ時間)
【中国】天津市港湾部で12日発生した大規模な爆発事故をめぐり、同市環境保護局の技術部門トップ、包景嶺・総工程師は17日の記者会見で、雨によりシアン化ナトリウムの汚染が拡散する恐れがあることを認めた。

 事故現場の一部では、シアン化ナトリウムの処理作業が終了していない状況という。「大雨が降れば、汚染がさらに拡大する恐れがある」と述べた。現地メディアが伝えた。

 包総工程師によると、16日午前零時(現地時間)からの24時間で、警戒エリア内17カ所の汚水から、基準値を超えるシアン化ナトリウムが検出された。うち1カ所は基準値の27.4倍にも達していたという。

 今回の爆発事故に関しては、爆発そのものによる被害だけでなく、有毒物質の流出にも懸念が広がっている。公安部消防局の牛躍光・副局長は17日、中国中央テレビ局(CCTV)の報道番組で、爆発現場に危険化学品約3000トンが保管されていたことを明らかにした。猛毒のシアン化ナトリウム約700トンのほか、爆薬の原料にもなる硝酸アンモニウム約800トン、硝酸カリウム500トンなどが含まれていた。
《亜州IR株式会社》

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