RSS

中国:陝西省で原油流出事故が多発、住民生活を脅かす

2015年8月21日(金) 13時53分(タイ時間)
【中国】陝西省西北部の原油採掘施設・延長石油西区採油廠で今月2日、油井から原油が大量に漏れ出し、河川に流れ込む事故が発生した。

 原油・ガス資源が豊富なこのエリアでは、同様の事故が頻発している。現地環境当局の発表によれば、原油の流出によって、約8キロメートルに及ぶ河川が汚染。水質、土壌汚染などの被害が相次ぐなか、現地住民の生活は脅かされ続けている状況だ。京華時報が17日付で伝えた。

 陝西省北部の油田は、主に中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)長慶油田公司、延長石油(集団)有限責任公司が開発パイプラインの破裂などによる原油流出事故は、今年上半期だけでも十数件を数えた。原因について、ある採掘施設の従業員は取材記者に対し、「パイプラインの老朽化や劣化よりも、粗悪な管材の使用と敷設時の手抜き工事が事故を招いた」と話す。採掘施設の早期稼働を求められ、ほとんどの油井では工期が2~3カ月まで短縮。また、コストを抑えようとする施工業者は、廉価な管材を使う例が多いためだ。

 当局の事故調査チームも、「一部のパイプラインは国家基準をクリアしていない」と報告。さらに、管理のずさんさも背景にあると指摘している。こうした状況を受け、国家環境当局は8月12日、陝西省政府に対し、事故防止策の徹底などを求めた。

 度重なる事故が現地住民に重大な被害を及ぼしている。油井が立ち並ぶ同省陝西省志丹県、呉起県、安塞県で、取材を受けた農家は、「明るみになっていない小規模の原油流出は、数えきれないほど起きている」と口をそろえた。農地に原油が流れ、示談で油田開発企業から補償金が支払われる一方、その後は数年間にわたって耕作できなくなる。河が汚染され、体調不良に陥る住民も数多くいるという。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

タイ南部のゴム手袋工場で塩素流出、46人搬送newsclip

【タイ】11月27日夜、タイ南部ソンクラー県のゴム手袋工場で塩素が流出する事故があり、従業員46人がおう吐、めまいなどの症状で病院に搬送された。事故があったのはSPMG社の工場。

【タイ】8日深夜から9日未明にかけ、タイ北部のチェンマイ空港から航空燃料約1万リットルが流出し、空港外の水路に流れ込んで引火、炎上し、山火事を引き起こした。この火事で民家2棟が焼損した。死者、けが...

バンコク郊外でタンクローリーと車両運搬車衝突、ガス流出で一時通行止めnewsclip

【タイ】6日午前10時半ごろ、バンコク郊外のラークラバン通りソイ20付近で、液化石油ガス(LPG)を輸送中のタンクローリーと車両運搬車が衝突し、LPGが流出した。

【タイ】17日、タイ東部チョンブリ県のレムチャバン港で、接着剤などの原料となる化学物質アクリル酸ブチルが流出する事故があり、港周辺で、学童ら100人以上が呼吸困難やめまい、眼や皮膚のかゆみなどを訴...

タイ東部で大型調節井倒壊、水6000立方メートル流出newsclip

【タイ】25日午後9時50分ごろ、東部チョンブリ県シラチャー郡で、コンクリート製の大型調節井が倒壊し、約6000立方メートルの水が周辺に流れ出た。



新着PR情報