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タイ改造内閣 ソムキッド副首相が財務、外務など7省管轄

2015年8月26日(水) 01時42分(タイ時間)
プラウィット副首相兼国防相の画像
プラウィット副首相兼国防相
写真提供、タイ警察
ソムキッド副首相の画像
ソムキッド副首相
写真提供、タイ首相府
ウィサヌ副首相の画像
ウィサヌ副首相
写真提供、タイ首相府
【タイ】23日に発足したプラユット改造内閣は25日、初の閣議を開き、6人の副首相の担当省庁・分野を決めた。

 筆頭副首相のプラウィット副首相兼国防相(元陸軍司令官)は留任で、これまで通り、国防、治安を担当する。管轄する機関は国防省、天然資源環境省、内務省、労働省、警察庁、国家安全保障会議、深南部行政センターなど。

 新たに入閣し、副首相序列5位のソムキッド副首相は財務省、外務省、農業・協同組合省、商務省、工業省、運輸省、科学技術省の7省を管轄し、経済政策を統括する。

 序列6位のウィサヌ副首相(元内閣秘書官長)は留任で、これまで同様、新憲法の制定など法務全般を取り仕切る。

 序列2位から4位は2014年のクーデター当時にプラユット首相(当時陸軍司令官)の同僚だったタナサック副首相(前国軍最高司令官)、ナロン副首相(前海軍司令官)、プラジン副首相(前空軍司令官)。タナサック副首相は内閣改造で兼任の外相を外れ、観光スポーツ省と文化省を担当する。ナロン副首相は教育相からの転任で、社会開発福祉省と保健省を、プラジン副首相は運輸相からの転任で、情報通信技術省、エネルギー省、教育省などを担当する。


〈プラウィット・ウォンスワン〉
1945年生まれ。陸軍士官学校17期卒。シリキット王妃の近衛師団である第2歩兵師団司令官(別名、ブラパーパヤック=東の虎)、陸軍第1管区司令官を経て、2004―2005年に陸軍司令官、王党派・反タクシン元首相派のアピシット政権(2008―2011年)で国防相を務めた。アヌポン内相(元陸軍司令官)、プラユット首相も第2歩兵師団司令官、陸軍第1管区司令官を経て、陸軍司令官に就任していることから、2人の元直属の上司で、ブラパーパヤック閥の領袖であるプラウィット副首相兼国防相をプラユット政権の「影の首相」とみなす向きもある。

〈ソムキッド・ジャトゥシーピタック〉
1953年、バンコクの中華街ヤワラート生まれ。米ノースウエスタン大学経営大学院で経営学博士号(マーケティング)取得。タイ開発研究所(TDRI)教授、サハパタナピブン・グループ取締役などを経て、タクシン政権で副首相、財務相、商務相を歴任した。一時はタクシン元首相の後継者に擬せられたが、タクシン政権を打倒した2006年の軍事クーデター直前に政権から離反した。中国語が堪能で、話すタイ語には中国語なまりがある。

〈ウィサヌ・クルアンガーム〉
1951年、タイ南部ソンクラー県ハジャイ市生まれ。米カリフォルニア州立大学バークレー校法学博士。タイ国立チュラロンコン大学教授などを経て、1993―2002年に内閣秘書官長を務め、歴代首相に仕えた。2002年、当時のタクシン首相の求めに応じ、副首相として入閣し、クーデターの3カ月前の2006年6月に辞任した。
《newsclip》

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