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中国:中秋節の贈答品に月餅が復活、その背景は?

2015年8月26日(水) 15時00分(タイ時間)
【中国】中秋節(旧暦8月15日、今年は9月27日)を前に、中国の伝統的な菓子である「月餅(げっぺい)」の人気が復活している。

 ただ、復活のわけは「味」ではなく、「贈答品」としての豪華な包装にあるようだ。なかには高級ワインとセットにした2万円前後の商品もあるという。中国の政府系メディアが23日付で伝えた。

 北京市中心部の繁華街にある5つ星ホテルの専用売り場には、月餅数個と高級ワイン、高級茶をセットにした贈答用商品が所狭しと並ぶ。別のホテルでは、客が中身の組み合わせを選べる“オーダーメード”の月餅セットも用意されているという。ただ、いずれのセットも月餅自体は数個しか入っておらず、“主役”はあくまでもほかの飲み物や高級食材という状況だ。

 こうした月餅人気の背景として考えられているのが“四風”(形式主義、官僚主義、享楽主義、ぜいたく主義の4つの気風)問題や、公務員に対する接待の禁止など、習近平政権が打ち出している腐敗撲滅運動との関連。従来、公務員などの“付け届け”に使用されていた高級酒などにかわって、月餅がその代替品になっていると指摘されている。
《亜州IR株式会社》

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