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天津港発展の副董事長を検察が拘束、爆発事故で「職務怠慢」

2015年8月28日(金) 13時58分(タイ時間)
【中国】天津市浜海新区で発生した大規模爆発事故をめぐり、ふ頭運営会社である天津港発展HD(3382/HK)の鄭慶躍・副董事長が検察に拘束されていることが分かった。傘下の天津港(600717/SH)が27日明らかにしたもの。

 鄭氏は天津港の董事長職、親会社である天津港(集団)公司の総裁職も兼任している。

 国営メディアの報道を引用する形で、天津港は鄭氏が職務怠慢の疑いで検察に拘束された事実を報告した。副董事長が董事長職を代行する。

 検察による捜査の結果、港内の企業などを監督する立場の天津港(集団)公司に管理責任の不備が発覚した。爆発の起きた倉庫を運営する瑞海国際物流公司が危険物を違法に取り扱っていたにもかかわらず、監督が不十分だったと指摘された。検察は鄭氏を含む天津港(集団)公司の幹部3人のほか、市交通運輸委員会の主任など計11人を取り調べている。

 天津港発展は27日から株式売買を一時停止中。「内部情報を開示する予定」と説明している。

 天津爆発事故による犠牲者は拡大しつつある。事故の発生から15日目を迎えた26日、当局は犠牲者数が合計139人に達したと発表した。行方不明は34人を数える。重篤の34人を含めて、合計527人が依然として入院治療中だ。

 事故周辺エリアの水質調査の結果では、30カ所の観測場所のうち6カ所でシアン化物の濃度が安全基準値を超過。1リットル当たり0.61~16.60mgのシアン化物を検出した。最大で安全基準の32.2倍が検出されたという。
《亜州IR株式会社》

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