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7月のタイ経済指標 観光、公共支出除き総崩れ

2015年9月2日(水) 01時32分(タイ時間)
【タイ】タイ中央銀行は7月の月例経済報告で、「全体な経済活動は弱い」と表現。観光と公共支出だけが拡大し、輸出、民間消費が不振だと指摘した。

 景気が低迷する中、8月17日、バンコクで死傷者約150人を出す爆弾テロが発生。外国人観光客の減少は避けられない見込みで、タイ経済の先行きはますます不透明となってきた。

 7月の輸出は前年同月比3・1%減の181・1億ドル、輸入は10・6%減の154・1億ドル。経常収支は21・2億ドルの黒字だった。輸出の前年実績割れは7カ月連続。ハード・ディスク・ドライブ(HDD)はハイテク化の波に乗り遅れて不調。水産物は原料不足が響く。

 7月の工業生産指数(MPI)は前年同月比5・3%低下した。業種別のMPIは「HDD」マイナス27・6%、「半導体」マイナス8%、「電気製品」マイナス2・8%、「自動車」プラス6・1%、「石油」プラス29・2%、「食品・飲料」プラス2・1%、「繊維」マイナス6・9%、「衣料」マイナス2・4%、「セメント・建材」マイナス4・3%、「化学」プラス9・6%、「ゴム・プラスチック」マイナス2・5%――。

 7月の民間消費指数(PCI)は前年同月比2・1%低下、民間投資指数(PII)は0・5%上昇した。民間消費は耐久消費財の不調が続く。

 名目農業所得は前年同月比15・6%減少。農業生産が9・9%減少、農産物価格が6・3%低下した。

 7月の景況感指数は46・4で、6月の49・1から悪化した。

 7月の外国人旅行者数は前年同月比39・4%増の264・3万人。客室稼働率は平均61%だった。
《newsclip》

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