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中国:“犬食文化”からワンちゃん守れ、愛護団体の厳しい現実

2015年9月2日(水) 12時16分(タイ時間)
【中国】広西チワン族自治区玉林市では毎年夏至(15年は6月22日)の夜、伝統的な「ライチと狗(イヌ)肉祭」が開催される。親戚友人が一堂に会し、イヌ肉と同地名産のライチを食べて健康を願う行事だ。

 しかし、2010年以降、犬を殺して食べることに対する非難が叫ばれ始め、動物愛護団体や愛犬家が食用として供される犬を買い戻す運動を起こしている。そうして命を助けられた犬たちのその後を、中国江蘇網が8月30日付で伝えた。

 愛犬家などにより今年買い戻された1381匹の犬は、35日間に及ぶ長旅を経て、江蘇省高郵市の動物保護園へ移送された。14年に移送された400匹を加え、計1800匹ほどの犬が敷地面積8ムー(約5333平方メートル)の同園に一時的に収容されていた。移送中に犬ジステンパーウィルスに感染し園内で死んだ犬、もらい手が見つかった犬などを除き、現在は約400匹が飼育されているという。

 「犬の買い戻し運動」がニュースなどで盛んに取りあげられていた頃は、ボランティア志願者や獣医の来園、ドッグフードなどの寄贈が途絶えることがなかった。しかし、注目度が低下するとともに、いずれも減少の一途をたどり、ピーク時数十人いたボランティアは現在わずか3人となり、救援物資の寄贈も日ごとに減っている。

 同園は、1ムーあたり1000人民元(約1万9000円)で現地の農民から借り受けているため、賃借料だけで年間10万人民元(約190万円)弱の支出となる。運営の全てを寄付に頼っている同園の経営は苦しい。残っているボランティアの1人は、「今はまだ何とかなるが、先のことは分からない」と、不安げな様子で語った。
《亜州IR株式会社》

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