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ボイラー販売・据付・整備保守 MIURA INDUSTRIES (THAILAND) CO., LTD.

2015年9月9日(水) 02時21分(タイ時間)
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MIURA INDUSTRIES (THAILAND) CO., LTD.
従来の大型ボイラーの画像
従来の大型ボイラー
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貫流ボイラー
光宗 宏晃 氏 President
浦志 隆行 氏 Manger / Sales Department

日本トップシェアのボイラーメーカーがタイで事業展開

安全性が高く高効率の貫流ボイラー

――御社の概要をお聞かせください

 弊社グループは「三浦製作所」として1959年設立、Zボイラー開発に始まります。1978年に三浦工業株式会社に社名変更、ミウラグループとして三浦工業(株)を中心に20社(国内7社、海外13社)で構成され現在に至っています。

 従来の大掛かりな炉筒(大型)ボイラーに対し、高効率で省スペースの貫流ボイラーを製造販売。日本ではボイラー市場の6割近くを占めるトップシェア企業です。

――タイ現地法人立ち上げの経緯は?

 弊社は2014年に設立し、それまで駐在員事務所として3年ほど業務を続けてきました。タイでは30年以上も前から実績があり、主に日系企業の皆様にご活用していただいております。現在では約600社・1200台の実績を誇ります。お客様の6~7割は日系企業で多くが自動車関連産業です。

 タイでのお客様が増えてきたことに伴い、日本からの輸出とサポートのみにとどまらず当地でのより質の高いサービスを実現するため、現地法人の立ち上げとなりました。

――大型ボイラーと貫流ボイラーの違いはどのようなものでしょうか?

 まず形と大きさですが、ボイラーと聞いて想像する「巨大なタンク」といった形状ではなく、同じ負荷要求でありながらスペースをおよそ45%節約できる「缶体」です。瞬間湯沸し器のように少量の水を一気に加熱して蒸気を作り出しますので、「ボイラーが爆発して人的被害発生」といったような昔ながらの事故は、貫流ボイラーでは皆無です。安全性が高く、運転や管理も、スイッチの入り切りといった感覚。日本では、もはやボイラー技士の免許がなくとも取り扱いが可能です。

 ボイラー効率としては、従来の大型ボイラーの約78%に対して貫流ボイラーは96%を実現できます。価格は2~3割増ですが、貫流ボイラーを半年使うだけで大型ボイラーとの差額が相殺されます。

タイは有望なボイラー市場

――貫流ボイラーはタイの市場でシェアを獲得しているのでしょうか?

 実はタイのボイラー市場で弊社製品が占める割合は2%以下です。タイで最も流通している貫流ボイラーは、三浦工業の開発製品ですが、前述のとおりタイ現地法人を設立して間もないため、積極的な売り込みはこれからです。

 推定値ですが、日本のボイラー市場は総蒸発量1時間当たり約22万トンで貫流ボイラーが68%を占め、その半数以上が三浦工業製です。昔ながらの炉筒・水管ボイラーは30%、ほか2%の割合です。

 一方のタイでは総蒸発量が1時間当たり7万トンと、ほぼ日本の3分の1に達します。そのうち貫流ボイラーは7%、炉筒・水管ボイラーは実に85%、残り8%はその他です。これからの貫流ボイラーの新規設置、大型ボイラーからの入れ替えなど、タイでの貫流ボイラーのシェア拡大のマーケットは十分にあると思います。

――タイではどのような業種で蒸気が使われるのでしょうか?

 7万トン/時という総蒸発量のうち病院やホテルが36%と全体の3分の1を占めてトップです。次いで食品加工が25%。弊社製品のタイでの総蒸発量は1240トン/時。内訳は電機・機械が38%、化学工業が21%、食品が20%です。電機・機械というのは主に自動車関連産業です。

 タイは観光立国として名高く、メディカル・ツーリズムとしても先進国です。日本と比較しても、宿泊施設や医療施設での蒸気使用の比率が非常に高い国です。弊社も特定の業種にとらわれず、幅広い業界で顧客を開拓していかなければなりません。

日本でもタイでもミウラ独自のオンラインメンテナンス

――貫流ボイラー導入に逆風といったものはあるのでしょうか?

 残念ながら貫流ボイラー自体が認知されていません。その良さを理解していただくのに、ある程度の時間がかかると思います。

 究極の目標はボイラー関連の法改正です。タイの同法は大型ボイラーに合わせたままで、貫流型であってもボイラー技士による管理が義務付けられています。今後は、日本のように誰でもスイッチが入り切りできるよう、ロビー活動を展開していければと思っております。

 環境的な問題としては、水質でしょうか。ボイラーは水が命であり、きれいな水を使わなければ負担がかかります。そのため、弊社では水質管理も同時にご提案しております。

――リーダーカンパニーならではのサービスといったものは?

 日本でトップシェアを獲得できた理由の一つとして、「オンラインメンテナンス」というサービス展開があります。電話回線でお客様の現場に設置したボイラーの状態を監視し、効率を計測します。常に監視しているため、予防保全として故障する前に劣化した部品を交換する、といった対処も可能。このようなシステムは日本でもタイでも弊社グループ独自のメンテナンスサービスです。

 また、前述の水質管理でも他社にはないサービスを提供しています。お客様が使用される工業用水を無料で検査して、その結果をお渡し必要な水処理装置をご紹介しております。ボイラーメーカーでありながら水処理装置を開発製造しているのも弊社グループのみです。

 ボイラーをよりきれいな状態に保つボイラー薬品(複合清缶剤)もタイで製造販売しています。先月、公衆衛生に関する国際基準の国際衛生科学財団(NSF)の認証を取得しました。

――今後の事業拡張の計画などお聞かせください

 蒸気というのはエネルギー効率が非常に高く、例えば同じ摂氏100度でも蒸気はお湯の5倍の熱量を放出し19世紀より世界各国の産業発展に使われてきました。タイにおいても経済が発展すればするほど、蒸気の熱量は幅広く使用されてきています。弊社グループが開発した貫流型ボイラーは、日本にとどまらず台湾や韓国でも主流になりつつあり、今後はアセアン諸国で広まっていくと期待しています。

 弊社は今後4年で、タイ国内の東西南北でおよそ10カ所の拠点を開設し、カンボジアやラオスといった周辺諸国での事業展開を計画しています。売り上げ的には今後5年で今年度の3倍まで引き上げたいと思っています。その数字が達成されれば、タイで工場を設立し、ボイラーを製造することも視野に入ってきます。
――既存のボイラーを貫流ボイラーに入れ替えることはできるのですか?

 ボイラー入れ替えではまず、測定機器を取り付けて効率の無料診断・分析を実施、1カ月でグラフ化してお渡しします。取り寄せ・据え付けはPO発行から3―4カ月、在庫があれば納期はもっと縮まります。タイでも無理なく簡単に導入できるのが貫流ボイラーです。

――ありがとうございました

住所:84/2 Moo 9, Bangwua, Bangpakong, Chachoengsao 24130
電話:038-134-400 ファクス:038-134-422 Eメール:miura_thai@miuraz.com
日本語対応:光宗、浦志 タイ語対応:Natee, Adilek
ウェブサイト:www.miuraz.co.jp
《newsclip》

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