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中国:台風22号が広東省で猛威、竜巻発生で大規模停電

2015年10月6日(火) 13時12分(タイ時間)
【中国】台風22号(アジア名:ムジゲ)は、広東省に猛烈な風と雨による被害をもたらした。

 強い勢力を保ったまま4日午後、広東省湛江に上陸。省内の広い範囲で停電を引き起こした。広州市では23年ぶりとなる大規模停電に見舞われている。

 中国政府系メディアによると、台風に伴う竜巻とみられる突風の被害が各地で発生。湛江、茂名、陽江、広州、仏山などで給電施設や送電網が損傷した。停電によって、水道施設への電力供給も断たれ、広範にわたり水道がストップ。通信ネットワークも遮断された。

 広州市で被害を受けた送電施設は、変電所20カ所(うち550キロボルト施設5カ所、220キロボルト施設1カ所、110ボルト施設14カ所)と、発電所1カ所。40万9000世帯に影響が及んだ。また湛江市では、大規模な停電が同日午後9時まで続いた。

 広東省気象局によると、10月に広東省で竜巻が発生するのは異例。通常は春の終わりから夏の初めにかけてみられる。仏山市順徳では、竜巻の被害で3人が死亡、80人近くが負傷した。

 竜巻の発生について広東省気象局は、台風の外側還流が小規模な竜巻や不安定線(スコールライン)の発生を促したと解説。発生時間は長くなかったものの、鉄筋建物を壊すほどの威力だったと報告した。

 台風22号は2日午前3時ごろ、フィリピンのルソン島付近で発生した。南シナ海を西寄りに進み、5日午前9時ごろ、華南で熱帯低気圧に変わった。
《亜州IR株式会社》

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