RSS

虐殺事件から39年、タイ・タマサート大学で記念式典

2015年10月7日(水) 00時08分(タイ時間)
【タイ】学生、市民多数が犠牲になった1976年10月6日事件の39周年記念式典が6日、バンコクのタマサート大学で行われ、約50人が参加した。

 主催者によると、献花以外の活動は大学当局から禁じられた。政治活動や集会を禁じるプラユット軍事政権の指示とみられる。タイ字紙マティチョンなどが報じた。

 10月6日事件では、1973年の民主化運動で亡命した元独裁者のタノム陸軍元帥の帰国に抗議しタマサート大学に立てこもった学生、市民数千人を右翼団体が襲撃し、公式発表で46人が死亡。強姦、焼殺といった残虐行為も多発した。事件の真相究明、容疑者の訴追は行われず、歴史の教科書からもほぼ消し去られている。

 2006年の軍事クーデターで追放されたタクシン政権のプロムミン元首相秘書官長、プームタム元副運輸相、ジャトゥロン元教育相、スタム元副内相、スラポン元政府報道官らはいずれも当時の学生活動指導者で、事件後、国境のジャングルでの「亡命」生活、投獄などを経験した。

 2014年のクーデターでタクシン派政権を打倒したプラユット軍事政権は政治活動や軍政批判を厳しく取り締まっている。4日には、タイ字紙最大手タイラットの風刺漫画家を「態度を矯正」するとしてバンコクの陸軍基地に出頭させ、数時間に渡り身柄を拘束した。ただ、今回の式典については、献花だけに限定し、黙認した形だ。
《newsclip》

注目ニュース

【タイ】タクシン政権を崩壊させた2006年9月19日のクーデターから9年を記念し、19日、プラユット軍事政権に抗議する数百人規模のデモがバンコクで行われた。

【タイ】タイ軍事政権を批判したかどで軍に身柄を拘束されていたタクシン元首相派の政治家2人と英字紙ネーションの記者が15日、今後軍政を批判しないことを条件に、釈放された。

タイ軍政、タクシン元首相の「警察中佐」称号はく奪newsclip

【タイ】タイ軍事政権のプラユット首相は6日付で、自身に事実上の全権を与える暫定憲法44条を行使し、タクシン元首相の警察中佐の階級をはく奪した。

【タイ】タイ軍事政権が設置した非民選の議会、国家改革議会(定数250)は6日、憲法起草委員会が取りまとめた新憲法案の採決を行い、反対135、賛成105で否決した。

デモ指導者が活動再開、タイ軍政首相「感謝」newsclip

【タイ】2013年10月から2014年5月にかけてタクシン元首相派インラク政権打倒を目指すデモを指揮したステープ元副首相(元民主党幹事長)が財団を設立し、政治活動を事実上再開した。

タイ人京大准教授に不敬罪容疑 タイ軍政、日本に「理解」求めるnewsclip

【タイ】佐渡島志郎駐タイ日本大使は20日、パイブーン・クムチャーヤー法相兼タイ国軍最高司令部副司令官を表敬訪問し、着任のあいさつを行った。

特集



新着PR情報