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中国の16年GDP成長率は6%割れへ、6.7→5.8%に下方修正=野村

2015年10月8日(木) 14時08分(タイ時間)
【中国】野村は最新リポートで、中国の2015年の国内総生産(GDP)成長率予想を6.9→6.8%(↓0.1ポイント)に下方修正した。16年予想については、6.7→5.8%(↓1.1ポイント)に大きく引き下げている。14年の実績は7.3%だった。

 「6%割れ」予想は、主要ブローカーで最も悲観的なシナリオだ。中国担当チーフエコノミストの趙揚氏は下方修正の理由について、今年上期のGDP成長率が7%に乗せたのは、金融分野による貢献が大きかったためと指摘。同要素を除くと、上期のGDP成長率は6.3%にとどまったと試算している。また、不動産開発投資の減速に言及し、来年には同投資が1997年以降で初のマイナス成長に沈む可能性もあると分析した。

 野村によれば、中国政府は来年のGDP成長目標を7.0→6.5%に下方修正する見通し。景気下支えに向けてインフラ投資を加速させるほか、1年間で2回の利下げ(各0.25%)、4回の預金準備率引き下げ(各0.5%)を実施すると予測した。

 ブルームバーグのまとめによると、16年GDP成長率の市場コンセンサス予想は6.5%。HSBCやクレディ・スイスは野村と対照的に、「7%台維持」との楽観的な見通しを示している。
《亜州IR株式会社》

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