RSS

中国:養魚池で奇形魚・死魚が大量発生、有毒化学物質が原因か

2015年10月15日(木) 14時01分(タイ時間)
【中国】江蘇省揚州市高郵市の養魚池で、養殖中の稚魚が大量死し、多数の奇形魚が発生する異常事態が起きている。養殖地から数十メートル離れた場所に建つ化学工業工場が原因とみられる。現代快報が13日付けで伝えた。

 養魚池の経営者一家は2013年秋、同養殖場の経営権を手に入れた。これまで14年秋と15年頭に2度成魚を出荷しているが、その間、奇形魚や大量死などの異常が確認されたことはなかった。ところが今年9月初旬から、尾ひれが無い稚魚や、背骨が湾曲した稚魚、目玉やエラが変形した稚魚が散見されるようになり、死魚もいまだ増え続けているという。 経営者は、「養魚地から数十メートル先の高郵光明化学工業工場で8月30日、ミスト状有毒化学物質の漏洩事故が発生し、それが気化して一帯に強烈な刺激臭がたちこめた。その後、畑の農作物は黄色く変色して枯れ、稚魚に異変が起こった。200メートル以上離れた別の養魚池では、こうした異常がみられない」と語る。工場側は当初、この被害に対する賠償責任を認めていたが、その後、前言を翻したという。

 現在、同市環境保護局がサンプル採取検査を行っている。現場を視察した同市農業委員会委員は、「異常はおそらく重金属汚染によるものだろう」と述べ、原因が究明されるまで、同養魚池の成魚の出荷を禁じる方針を明らかにした。養殖場経営者もまた、「原因が解明されないうちに、奇形魚を市場へ流出させるつもりはない」とコメントしている。
《亜州IR株式会社》

注目ニュース

【中国】中国乳業大手の中国輝山乳業HD(6863/HK)は28日、河北省食品薬品監督管理局による粉ミルク成分調査結果に異議を唱える声明を発表した。

【中国】ナマコの養殖が盛んな遼寧省大連市周辺の海域で、多くの海洋生物が激減している。

【中国】子ども向けのぬいぐるみの8割が国の安全基準を未達――との調査結果が中国消費者協会の報告書で明らかになった。製品の不具合や包装ビニールによって窒息に陥るなどの危険性を指摘。消費者に注意を呼びかけ...

【中国】大気汚染の深刻化による健康被害が懸念されるなか、中国本土で有害スモッグ関連保険が売り出された。発売企業は中国人民財産保険と中国平安保険の2社。合計3商品をオンライン受付に限定して投入した。



新着PR情報