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レノボがブラジルPC事業を売却、需要低迷で事業再編推進

2015年10月19日(月) 20時54分(タイ時間)
【中国】パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)がこのほど、ブラジルのPC事業を売却することで合意したもようだ。

 売却するのは、「CCE」ブランドでPCやスマートフォンを製造するデジブラスグループ。レノボは2012年に同グループを傘下に収めたが、元の大株主に売り戻す方針という。現地メディアが19日伝えた。

 世界的にPC需要が縮小するなか、事業再編を進める考え。売却価格などの詳細は明らかにされていない。なお、レノボが同グループを買収した際の価格は3億レアル(約91億円)だった。

 市場調査会社のIDCによると、ブラジルのPC出荷台数は今年4~6月期に、前年同期比38%減の163万7000台に落ち込んでいる。

 レノボはPCの世界シェア約2割で首位。中国国内ではシェアが37%に達するなど、存在感がさらに大きい(14年)。05年5月、米IBMのPC事業を17億5000万米ドルで買収。「Think Pad」を含むPC部門を継承した。海外事業を拡大。11年7月、日本国内のPC事業をNECと統合。このほか、独電子大手のメディオンに約52%出資した。PCからスマホやタブレットなどへ事業領域を拡大する「PC+(プラス)」戦略を推進中。14年10月、米IBMの低価格サーバー事業、携帯端末大手モトローラ・モビリティ(米グーグルから取得)を相次いで買収した。
《亜州IR株式会社》


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