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中国:虫に噛まれて昏倒した女性、二次被害で半身不随の可能性

2015年10月20日(火) 19時49分(タイ時間)
【中国】広東省広州市で今月10日、小さな虫に噛まれてアナフィラキシーショックを引き起こし昏倒した女性が、倒れた衝撃で脊髄を損傷した。

 経過の如何によっては半身不随となる可能性に瀕しているという。広州日報が16日付で伝えた。

 今年46歳の女性は、身体障害者の夫に替わって娘2人の学費を稼ぐため、今月初旬に江西省から広東省広州市へ出稼ぎに来たばかりだった。10日早朝6時、勤め先である美容院の宿舎のベッドを出た女性は、左首に激痛を感じた。手をやると小さな丸いい虫が取れ、間もなく全身にじんましんと痒みが広がったという。噛まれて20分が経過したころ、四肢の脱力を感じて立ち上がろうとした女性は、完全に意識を失い、床へ打ちつけられるように倒れたとみられる。

 病院へ搬送された女性は、適切な治療を受け、アナフィラキシーの症状から回復した。しかし、倒れた際に第3~7頸椎を損傷したため、16日現在も、意識が朦朧とし、四肢麻痺、排泄コントロール不能の状態にある。担当医師は家族に対し、「半月以内に快方へ向かわなければ、半身不随になる可能性がある」と宣告した。また、引き続き治療を受けるには、少なくともさらに十数万人民元(10万人民元=約187万9000円)の医療費が必要になるという。

 生活保護世帯である女性の家族へ手を差しのべたのは、美容院の経営者と同僚だった。駆けつけた女性の夫は、「働き始めてわずか1週間の妻のために、雇い主は初期治療の費用を立て替え、何度も見舞いに足を運んでくれた。同僚は募金活動をしてくれている。妻が出稼ぎ先でこんな人々に囲まれていたなんて、想像もしなかった」と、涙を流してインタビューに答えた。
《亜州IR株式会社》

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