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10~20年後の中国、「3人に1人が老人」の高齢化社会へ

2015年10月28日(水) 13時00分(タイ時間)
【中国】中国でも高齢化問題に関心が高まっている。

 中国では毎年3%の人口が高齢者になる計算で、今世紀半ばには「3人に1人が老人」になるとの予測も出ている状況だ。ただ、介護施設や介護職員は大幅に不足。介護職員の待遇とサービス水準の向上が急務と指摘されている。参考消息網などが伝えた。

 統計によると、中国の老年人口(60歳以上)は2014年末の時点で、2億1242万人。総人口の15.5%を占めている。うち2400万人が80歳以上で、2300万人が貧困層に当たるという。

 高齢化の国際的な境界線は、高齢者の比率が総人口の10%以上に達したとき。中国が1999年末に高齢化社会に突入した時、中国の1人当たり国内総生産(GDP)はわずか840米ドル(約10万2000円)だった。

 高齢化社会の到来で介護需要が急速に高まる中、中国では介護施設や介護職員が不足している。今年3月末の時点で、登録介護施設は3万1833カ所、介護ベッド数は584万床、1000人当たりの介護ベッド数は27.5床(先進国では50~70床)。介護職員は30万人に満たず、1000万人の不足が生じている状況だ。

 ある専門家は、今後5年間で中国の介護産業市場は1兆人民元(約19兆円)、20年以内に20兆人民元に拡大すると予測している。
《亜州IR株式会社》

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【タイ】タイ統計局によると、60歳以上の国民は2014年で1001・5万人で、人口に占める割合は14・9%(1994年6・8%、2010年12・2%)だった。



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