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中国:「中華料理ロボ」の深セン繁興が脚光、コスト削減需要を取り込む

2015年11月2日(月) 14時02分(タイ時間)
【中国】中華料理の調理ロボットを世界で初めて開発したとされる深セン市繁興科技公司(本社:南山区西麗鎮麗水路同富裕工業城1棟)が脚光を浴びている。

 すでに味千HD(味千チャイナ:538/HK)、郷村基(CCSC/NYSE)、大家楽集団(カフェ・ド・コラル:341/HK)、稲香、唐宮、西貝などの大手外食チェーンに納入した。政府機関、教育機関、部隊、中国企業海外拠点にも相次いで導入されている。中国経済網が10月29日付で伝えた。

 14年間の構想、研究・開発の末に、1号機は2006年に完成。さらに8年後の2014年になって、工業生産が可能な普及機を売り出した。開発費は1億5000万人民元。国の重点産業振興・技術改造モデルにも指定された。開発課程で得た特許・実用新案の数は300件を超える。8大グループ、メニュー1000種以上の調理が可能。すでに販路は海外にまで拡大した。

 材料と生産過程の標準化が開発のカギを握ったという。パソコンと同様にディスプレイを配置し、ボタン操作で様々な調理コースが選択できる。1時間の訓練を行えば、誰でも専門調理師並みの技量が発揮可能。1人で同時に3~4台が操作できる。操作者は材料、食用油、水などを釜に注入するだけだ。

 1000人分の料理を出す大食堂を想定した場合、3台を設置。従来比で人手を40%超、エネルギーを30%超、食用油を20%超、煙を80%超、調理スペースを約60%、調理ゴミを50%ずつ削減できる。1年間利用するだけで、投資コストがすべて回収可能という。

 同社の劉信羽・董事長は、新製品の開発に余念がない。開発の難易度が高い家庭向けを製品化したい考えだ。それには、一段の小型化、低価格化、多機能化が必要となる。巨大な家庭市場の開拓に着手する目標を提示した。
《亜州IR株式会社》

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