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中国:「iPhone 6s」受託工場が生産縮小、上海で一部ライン撤去

2015年11月3日(火) 13時22分(タイ時間)
【中国】米アップルの新型スマートフォン「iPhone 6s」を生産受託する上海市の企業が生産体制を縮小させた。ライン作業員の募集を前倒しで終了。すでに一部生産ラインを撤去したという。「iPhone 6s」の販売伸び悩みが背景にあるとされる。瀟湘晨報が1日付で伝えた。

 「iPhone 6s」の生産体制を整えるため、上海市浦東新区・康橋工業区に位置するアップルの委託生産会社、上海昌硯科技公司は当初、合計4万人の従業員募集をかけるはずだった。期間は6月末から10月末までの4カ月間。しかし、この募集を10月中旬で繰り上げて停止した。さらに「iPhone 6s」の一部生産ラインをストップ。すでに解体した。

 新たに募集した従業員について、同社では江蘇省昆山市の別工場への配置転換を提案。これを拒む従業員は、辞職を迫られる事態に陥った。昆山工場では、「iPhone 6s」を生産しておらず、転属となる場合は新たに研修を受けなければならないという。

 今回の会社決定について同社従業員は、「iPhone 6s」の販売不振が原因だとの見方を示す。9月と10月は本来なら繁忙期を迎えるはずだが、足元では工場が閑散としている状況。募集が停止されて以降、工場内で働く従業員の数は日を追うごとに減少しているという。

 「iPhone 6s」は中国で発売された9月に、700万台を売り上げる好スタートを切った。しかしその勢いは続かず、足元の販売は伸び悩んでいる。大ヒットを見込んで大量に同機種を仕入れた販売業者の中には、値下げに踏み切る動きもすでに見られ始めた。1年前に投入された「iPhone 6」との外観やスペックに目立った差異性がないことが不人気の理由とされる。

 なお「iPhone 6s」を巡っては、アップルが部品発注を15%減らしたとのデータも示されている。
《亜州IR株式会社》

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