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南方航空の司董事長、「重大な規律違反」で当局調査

2015年11月6日(金) 13時53分(タイ時間)
【中国】中国当局の「反腐敗運動」が広がりを見せている。

 中国3大航空会社の一角を占める中国南方航空(1055/HK)は5日、司献民・董事長が中国共産党中央紀律検査委員会(中紀委)の取り調べを受けていることを明らかにした。「重大な規律違反」があったという。ただ、「会社の経営は正常」と強調した。

 南方航空に対する「反腐敗運動」をめぐっては、中紀委による今年1月の調査の後、副総経理3人、総会計士1人の計4人が免職された経緯がある。10月には、新たに劉繊・副総経理が収賄容疑で当局に拘束された。南方航空は劉氏の更迭を決めている。

 他の上場企業では、東風汽車集団(489/HK)が2日、総裁兼執行取締役の朱福寿氏の拘束を明らかにしたばかり。中国農業銀行(1288/HK)の張雲・頭取が身柄を拘束された――とのうわさも流れている(その後、身柄解放されたとの情報もあり)。

 南方航空は広東省広州市の新白雲国際空港を拠点に1日当たり約2000便を運航し、約40カ国・地域の主要217都市を結ぶ。保有機体数は638機(ファイナンスリース含む)と世界5位。14年の旅客数は1億76万人(↑9.8%)に上り、中国の航空会社で初めて大台乗せを達成している。08年1月、東方航空(670/HK)と戦略提携。世界的な航空連合「スカイチーム」に所属する両社は、航空機材の調達や地上業務の分担などで協力している。
《亜州IR株式会社》


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