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中国:「未年生まれは縁起悪い」、需要減で産後ヘルパーの月収低下

2015年11月6日(金) 13時53分(タイ時間)
【中国】中国では今年に入り、「月嫂(ユエサオ)」と呼ばれる産後ヘルパーの月収が半分以下に急減している。

 産後1カ月程度の産婦と乳児の世話をする「月嫂」の従来の月収相場は、未経験者で5000人民元(約9万5000円)以上、経験者で6000~7000人民元程度。最高で1万2000人民元に達するケースもあった。ところが、旧暦未(ひつじ)年を迎えた2015年になって、月収は低下傾向にあるという。出生数の低下や産後ケアセンターの増加に加え、一部の産後ヘルパーが高収入に見合ったサービスを提供せず、業界の信頼を失ったことなどが背景にあるという。新文化報が伝えた。

 ここ数年は「月嫂」という職業の人気が高く、月収は毎年1000~2000人民元のペースで上昇していた。ただ、中国の伝統的な考え方から「未年生まれは縁起が悪い」とされるため、多くの夫婦が未年の出産を避けている。これが現在の月収低下につながっている状況だ。ただ業界の専門家は、「一人っ子政策」の全面廃止によってベビーブームが到来すれば、産後ヘルパーの需要は再び回復すると予測している。

 例えば、吉林省統計局のデータによると、前回の未年に当たる2003年の出生数は19万5000人。前年の2002年は22万4000人、翌年の2004年は20万人だった。いずれも未年より出生数が多いという結果が示されている。

 こうした現状に対し、産後ヘルパーを派遣する大企業は従業員研修を強化。同時に、可能な限り料金を抑えることで顧客の信頼を得ようと努力しているという。
《亜州IR株式会社》

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