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真空装置・コンポーネント販売およびサポート ULVAC (THAILAND) LTD.

2015年11月8日(日) 22時38分(タイ時間)
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真空装置・コンポーネント販売およびサポート ULVAC (THAILAND) LTD.
臼見 隆行 氏 Managing Director (写真左)
須藤 年彦 氏 Marketing Director, Sales Division (写真右)

あらゆる産業界で求められる真空テクノロジー
世界最大級の真空総合メーカーがタイでも活躍

時代と共に発展する真空テクノロジー

――アルバックグループの概要をお聞かせください

 アルバック(本社:神奈川県茅ケ崎市)は1952年に日本真空技術株式会社として設立した、60年以上の歴史を持つ真空総合メーカーです。2001年にアルバックに社名変更、2004年に東証一部に上場し、現在にいたっています。

 日本では工場、販売およびサービス拠点が60カ所以上、海外では1964年進出の香港をはじめとしてアジア、北米、ヨーロッパの各地域でグループ会社、営業・サービス拠点を40カ所以上展開。真空総合メーカーとして世界最大規模を誇ります。2015年6月期の連結売上高は1792億円で、うち日本が4割、中韓台の東アジア諸国が5割を占めます。

 真空装置というのは、チャンバーとよばれる容器を真空状態にして、その中で薄い膜をつけたり、部品を加工したりする産業機械です。真空テクノロジーは、日本の戦後の復興発展で重要な役割を果たしてきました。アルバックは、1960年代に真空溶解炉や真空蒸留装置といった重厚長大な大型真空装置を開発。その後、日本がハイテク国家として躍進していく過程でも、真空テクノロジーをさらに発展させてきました。今やFPD(フラットパネルディスプレー)、半導体、自動車、家電、金属、包装材、ケミカル、医薬などと幅広い業界で真空テクノロジーが利用されています。

――タイ現法についてお聞かせください

 アルバックタイランドは2005年設立、今年10周年を迎えました。アルバックグループ製品の輸入販売、アフターサービスを主な業務としています。自動車産業の成長を受けての進出で、弊社グループにとってシンガポール、マレーシアに続く東南アジア拠点です。

 タイでは自動車関連や家電関連の産業に携わるお客様がほとんどで、日系企業が8割、タイ地場企業が2割という割合です。売上高は14億―15億円ほど。グループ全体に占める東南アジア諸国での売上高は3%ほどですが、ポテンシャルとしては中国から同地域へのシフトも多く、期待値が高い市場です。

「ここにもアル。アルバックの真空テクノロジー。」

――真空というのはどのような製品・商品の製造に使われるのでしょうか?

 身の回りにある数多くの最終製品に利用されます。例えば薄型テレビ、PC、スマホなどの液晶パネルの製造工程においてのキーテクノロジーに真空装置が使用されています。生きものにとっては必要不可欠な空気ですが、先端技術においては不純物の混入や酸化といった製品の高性能化を妨げる存在なのです。

 半導体、ハードディスクドライブ、電子部品といったエレクトロニクス製品の製造もしかり。探せば探すほど、真空テクノロジーによって作られた製品・商品が見つかります。

 食品業界や医薬品業界でも真空テクノロジーは利用されます。真空テクノロジーを使って物質の成分を損なわずに真空凍結乾燥させる、「バキュームフリーズドライ」という技術です。身近なところでは、インスタント食品の具材(加薬)などもそうです。通常の生活の中で真空を体験することはまずありませんが、その一方で真空テクノロジーはどこにでもある「ここにもアル」身近な存在です。

――タイではどのような産業で利用されているのでしょうか?

 先のとおり、自動車関連や家電関連の産業が多くを占めます。アルバックグループは「FPDおよびPV製造装置」「半導体および電子部品製造装置」「コンポーネント」「一般産業用装置」といった各種装置を開発・製造しておりますが、タイではこのうち「コンポーネント」や「一般産業用装置」が売上の大半を占めます。

 製品としては、空調機器や熱交換器など向けが8割、エレクトロニクス製品向けが2割といったところでしょうか。ちなみにグループ全体では、液晶パネルや半導体の製造向けが全体の5割を、それらを含むエレクトロニクス製品向けが同7割を占めます。

 エコカーの開発にも貢献しています。パワー半導体、強磁性体磁石、二次電池などの製造装置です。タイではエコカープロジェクトが国家政策として掲げられ、同時に環境保全対策も着実に進んできています。また、冷凍・冷蔵装置が多用される常夏のタイでは特に、環境保全への取り組みが重要です。

 弊社では「ヘリウムリークディテクタ」といった漏れ箇所や漏れ量などを測定する装置を販売しておりますが、このような製品も環境保全に役立っています。ちなみにタイの漏れ検査装置市場では、弊社製品が全体の6―7割を占めてトップシェアを誇ります。

さらなる市場開拓が求められるタイ

――タイの景気をどう判断されますか?

 最近まで、「今年半ばぐらいから景気が上向く」といわれていましたが、残念ながら回復はもう少し先のようです。やはり中国の影響が大きいでしょう。いずれ右肩上がりに戻るだろうという期待はありますが、多くのお客様は設備投資には慎重です。このような初期投資をより抑えたいお客様に対し、アルバックグループでは日本のみならず、中国にも生産拠点を構えておりますので、中国製の提案も積極的に行っております。製造国にかかわらず、どの製品も「アルバック品質」でお客様のご予算に合わせた商品ラインナップを提供できるのが我々の強みです。

――今後の展開について

 既存のお客様のフォローが最も重要です。ただ成長が見込まれる市場においては新規顧客開拓にも注力する事が求められます。そのため長期的には、タイの国家政策にも沿ったボーダーライン(国境地域)と周辺諸国でのビジネスに乗り出していきたいと思っています。

 弊社グループの基本理念は、「真空技術及びその周辺技術を総合利用することにより、産業と科学の発展への貢献を目指すこと」です。タイでの「真空テクノロジーを駆使したハイテク分野の発展」はこれからです。その発展を支えるのがアルバックタイランドと考えています。

――ありがとうございました

ULVAC (THAILAND) LTD.
住所:110/6 Moo 13 Soi 25/2 Kingkaew Road, Tambol Rachathewa Amphur Bangplee, Samutprakarn 10540
電話:0-2738-8883 FAX:0-2738-8200
Eメール:sales@ulvac.co.th
ウェブサイト:www.ulvac.co.jp, www.ulvac.co.th(英語サイト)
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