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中国:瀋陽PM2.5濃度が1000μg突破、暖房スチーム供給などで

2015年11月10日(火) 11時25分(タイ時間)
【中国】暖房用スチームの供給が始まるなか、各地で大気汚染が深刻化している。

 遼寧省では8日時点で、瀋陽、鞍山、遼陽、鉄嶺のPM2.5(微小粒子状物質)濃度が一時的に500μg/m3を突破。なかでも省都の瀋陽では、午前8~9時の値が1017μg/m3を記録し、大台を超えた。視界は100メートルを下回っている。

 この背景には、石炭の燃料量が増えていることに加え、稲わらを焼却処分する「わら焼き」が周辺エリアで活発化していることが背景にある。省内14地域で300μg/m3(大気汚染度6級)を上回って推移した。子供や高齢者などに対し、現地の当局は、なるべく室内にとどまるよう呼びかけている。

 世界保健機関(WHO)はPM2.5観測値で安全上限を1年平均値で10μg/m3、1日平均値で25μg/m3に設定している。ただ、中国では大部分の都市がこの基準を逸脱している状況だ。
《亜州IR株式会社》


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