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中国:シングルデーのネット商戦、アリババは半日で昨年取引額を超過

2015年11月12日(木) 12時52分(タイ時間)
【中国】11月11日の「光棍節(こうこんせつ:シングルデー)」を迎えた中国で、オンライン通販商戦が記録的な活況を呈している。

 Eコマース最大手の阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NY)が運営する通販サイトの「天猫(Tモール)」では、午前11時49分(現地時間)時点で総取引額(GMV)が昨年単日の実績(571億人民元=約1兆850億円)を超えた。注文数で見ても、昨年の記録をすでに更新。中でも海外ブランドの粉ミルクなどが人気を集めているという。

 アリババはこの日、北京で記者会見を実施。会見に出席したマイケル・エバンス総裁は、具体的なGMVの予測値には触れなかったものの、「予想を大幅に上回る見込み」と述べた。

 これまでの報道によると、「天猫」では午前零時のセール開始から13分足らずでGMVが100億人民元を突破。昨年はこの大台に乗せるのに38分かかっていた。午前7時45分には417億人民元まで膨らみ、昨年の米サイバーマンデー(感謝祭明けの月曜日、米国のネット商戦日に当たる)のGMVを超えている。

 このほか、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が出資する業界2位の京東商城(JD/NASDAQ)は午前10時時点で、オンラインショッピングの注文数が前年同期を180%上回ったことを明らかにした。全注文数のうち、スマートフォンなどモバイル端末からの注文が7割を占めたという。

 11月11日は1が並ぶため、中国では近年「独身者の日」として定着。「11」が重なることから「双11」とも呼ばれる。アリババは2009年、「独りで頑張っている自分にご褒美を」と銘打ち、この日に大規模な安売りセールを行うイベントを開始した。これが人気化したことをきっかけに、毎年11月11日には各種通販サイトによる「双11」商戦が繰り広げられる。
《亜州IR株式会社》


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