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中国:AIIBの3大融資分野は電力・交通・給水=初代総裁内定の金氏

2015年11月12日(木) 12時52分(タイ時間)
【中国】アジアインフラ投資銀行(AIIB)の融資対象は当初、電力、交通、給水プロジェクトの3大分野に集中する見通しだ。

 正式発足した後、2016年第2四半期から融資関連の手続きを進める。すでに多くの国家と交渉に入った。「クリーンかつグリーンな銀行」として、AIIBは機能する予定という。初代総裁に内定している金立群氏(元財政次官)が10日に話した内容として、中国新聞網が伝えた。

 西側諸国の設定した基準より、さらに適した国際基準を設けると予告。融資の審査や実行を厳格に行う考えを明らかにした。腐敗や汚職を排除し、規律正しい内部組織を築く。台湾のAIIB出資についても、前向きに検討する立場を明らかにした。欧州復興開発銀行(EBRD)と連携を進める方針も打ち出している。

 すでに中国政府はEBRDに対し、加盟を正式申請している。12月半ばにも可否の判断が出る見通しだ。

 中国主導で設立準備が進められているAIIBは、アジア地域でのインフラ建設資金を融資する目的で創設される。資本金は当初予定の500億米ドルから、1000億米ドル程度に拡大される見通し。中国財政部の史耀斌・副部長は今年5月に、15年末の設立となる見通しを示した。設立後、早期に業務を開始する。

 6月29日、設立協定の署名式が北京で行なわれた。「創設メンバー」として参加表明した57カ国のうち、フィリピンなど7カ国は署名していない。運営開始を予定する年末までに最終対応を決める方針だ。参加資格がないなどとして、台湾、香港、北朝鮮に対しては「創設メンバー」入りを断っている。

 1949年8月、江蘇省常熟で出生した金氏は、1968年に北京外国語学院の英文科を卒業。1987~88年に米ボストン大学に留学している。1989~1995年にかけて世界銀行に勤め、2003~08年にアジア開発銀行(ADB)の副総裁に就いていた。
《亜州IR株式会社》

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