RSS

中国:原発の中長期計画完成か、2030年に容量1.5億kW

2015年11月16日(月) 16時11分(タイ時間)
【中国】中国の国家エネルギー局がこのほど、原子力発電の第13次5カ年計画(2016~20年)草案を完成させたもようだ。

 同草案には、2020年以降の長期計画も盛り込まれ、2030年時点で原発容量1億2000万~1億5000万キロワット(kW)を目指す方針が示されているという。発電量に占める原発の比率は、8~10%に拡大する見通しだ。現地メディアが13日伝えた。

 中国政府はこれ以前に発表した2020年までの中長期計画の中で、原発の容量を5800万kWに、比率を2~4%にそれぞれ引き上げる方針を示している。うち原発容量については、2014年比で3倍を目指す。第13次5カ年計画の中でも、同目標が踏襲される見込みだ。目標の達成に向け、毎年5~6基の原子炉が建設されると専門家は予測している。

 2011年の福島第1原発事故を受けて、中国政府は原発の新設認可を一時凍結。翌年には、事故の際に水源汚染リスクの高い内陸部について、2015年まで原発の建設を認めない方針を示していた。ただ今年に入り、沿海部での原子炉建設を再開。来年には内陸部での建設もスタートするとみられている。

 なお、業界団体の中国核能行業協会によると、国内で稼働中の原子炉は現時点で25基。さらに世界最多の26基が建設中だ。
《亜州IR株式会社》

特集



新着PR情報