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中国:EV充電網の長期戦略公布、20年までに充電器480万本新設

2015年11月19日(木) 14時16分(タイ時間)
【中国】電気自動車(EV)充電インフラ整備を国策的に推進していくための長期戦略ビジョンが中国で正式公布された。

 すでに設定された「2020年までにEV500万台の需要を満たす充電環境を整える」との全体目標の実現に向けた具体計画となる。各地のEV普及状況などを踏まえ、全国をグループ分けした上で、グループごとに充電設備の整備目標を定めている。

 国家発展改革委員会、国家能源局、工業信息化部(工業情報化部)、住房和都郷建設部(住宅都市農村建設部)は17日、「EV充電インフラ施設発展指南(2015~20)」を対外公表。2016年から始まる「第13次5カ年計画」中の充電インフラ整備に関する全体目標を明示した。具体的には、2020年までの目標として、充電スタンド1万2000カ所超(充電器480万本超)を新たに整備。500万台分の充電需要を満たす充電環境を全国的に整備する方針を掲げた。まずは、路線バス、タクシー、環境衛生車、物流車両など公共サービスの分野で優先的に整備する。マイカーや社用車向けに関しても、マンションや会社駐車場への充電器設置や、公共充電施設の建設を推進。高速道路充電ネットワークの構築も進める。

 その上で同ガイドラインでは、充電インフラ環境を整えるに当たり、全国を「加速発展エリア」「模範推進エリア」「積極推進区」の3つにグループ分け。具体的な建設場所を「公共」「住宅街」「高速道路」に分類した。これらのグループごとに整備計画を定めている。

 中国政府は9月末、「自動車用充電インフラ整備加速に関するガイドライン」を公布。この中で、2020年までに500万台超の充電需要を満たせるだけの充電環境を整える方針を明示している。同年までに自動車用充電・電池交換スタンドを全国で1万2000カ所新設する目標をすでに定めていた。
《亜州IR株式会社》

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