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中国:大気汚染防止の投資不足深刻、総額35.4兆円=中国環境NGO

2015年11月20日(金) 20時47分(タイ時間)
【中国】大気汚染の抑止に向けた投資額について、中国全体の不足額は足元で1兆8443億人民元(約35兆4200億円)に達している。

 これまでの予測値の1兆7000億人民元と比較し、8.2%上昇修正された。環境保護部・環境規画院と南京大学が共同で組成した専門チームが過去2年にわたり調査した結果という。大気汚染の防止に関する研究所などが設立した環境NGO、中国清潔空気聯盟(CAAC)が19日に報告した「大気汚染防止行動計画(2013~17年)の投融資需要とその影響」に記された。

 不足額の内訳は、直接投資分だけでエネルギー構成改善が2844億人民元、移動汚染源処理が1兆4067億6600万人民元、製造業汚染防止が915億4400万人民元、土地汚染防止・処理が615億7200万人民元と試算。主要エリア別では、京津冀(北京・天津・河北)で2490億2900万人民元、長江デルタで2384億6900万人民元、珠江デルタで903億5800万人民元を見込む。

 一方、中央政府の大気汚染防止投資は、極めて消極的な支出にとどまる。各年の支出額は、2013年で50億人民元、14年で100億人民元に過ぎないと指摘した。
《亜州IR株式会社》


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