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中国:広東省東莞で2度目の倒産ラッシュ、過去1年で4000社

2015年11月27日(金) 13時14分(タイ時間)
【中国】広東省珠江デルタ地帯の工業都市・東莞市で、2008年以降2度目となる「企業の倒産ラッシュ」が起きている。地元メディアによると、過去1年間で約4000社が閉鎖された。多くは電子工業を中心とする製造業だという。

 あるスマートフォン用パネル工場の経営者は、「今後も事業を続ける意味はない」と語る。同社の利益はここ3年で9割減少した。2012年ごろから値下げ競争が激化し、スマホ用パネルメーカーは利益減少の悪循環に陥っている。

 そうしたなか、一部の企業はすでに、中国内陸部のほか、ベトナム、インド、アフリカへと生産の場を移した。ある靴製造工場の経営者は、「アフリカは人件費が安く、規制も緩い。“第2の東莞”を探しにいく」と述べている。

 一方、東莞市の袁宝・市長は、「企業の倒産は“経済の優勝劣敗”によるもの。製造業全体の危機を象徴している訳ではない」と強調。閉鎖や移転もあるが、新たな進出や投資も増えていると説明した。
《亜州IR株式会社》

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