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中国:タイヤメーカーの経営破たん頻発、ビジネス環境変化で“淘汰期”に

2015年11月29日(日) 16時46分(タイ時間)
【中国】中国のタイヤ生産企業が相次ぎ経営破たんに追い込まれている。

 国家重点タイヤメーカー24社の一角を占める国有企業グループの北京首創輪胎有限公司もこのほど、破産を正式発表した。同社の前身は北京輪胎廠。再編した上で、北京首都創業集団の全額出資子会社として1999年に再発足していた。乗用車・小型貨物車・重機向けタイヤの生産を手がけていたものの、今年に入り生産が停滞。上半期から1000人あまりの労働契約解除に動いていたという。一財網が27日付で伝えた。

 すでに今年は春節(旧正月)前の時点で、山東昊竜集団傘下の徳瑞宝輪胎有限公司が地方裁判所に破産を申請。その負債総額は47億人民元(約895億円)に上っている。うち20億人元あまりは、金融機関から借り入れていた。

 続いて山東省臨沂市の福泰爾輪胎有限公司も資金ショート。7月10日には、工場に押し入った原材料サプライヤーによって、200万人民元相当の物品を運び出された。同額売掛金と相殺して債権回収するためという。 

 タイヤメーカーをめぐる経営環境は、商用車を中心とする中国自動車マーケットの成長鈍化で悪化。さらにタイヤを取り巻く市場の変化も大きな打撃だ。中小のタイヤメーカーは、これまでアフターマーケットに経営の重点を置いていた。買い替え需要を取り込むことで、収益を確保していたといえる。

 ただ、ブリヂストン、ミシュラン、ピレリーなど世界大手がそろって中国アフターマーケットに参入するなか、生存が脅かされるようになってきた。一部の直営チェーン店は、自社ブランドのタイヤ製品を供給するだけでない。メンテナンスや修理なども同時に手がけ、幅広い分野で稼ぐビジネスモデルを確立した。
《亜州IR株式会社》

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